ウエイトリフティング(重量挙げ)の選手である、三宅宏実選手(いちごホールディングス)についての基礎知識を紹介します。
三宅宏実選手は、女子53kg級の日本記録保持者で、「かわいい重量挙げ選手」として有名です。
2012年のロンドンオリンピックに同じ階級で出場する八木かなえ選手とともに、”美女リフター”として話題になっています。
中学3年からウエイトリフティングを始め、埼玉栄高校に進学してから全国高校女子選手権53kg級で大会記録で優勝しました。
法政大学に進学してからは、オリンピックで上位が狙える48kg級に転向し、2004年の全日本選手権で優勝し、同年のアテネオリンピックに48kg級で出場しました。
2008年の北京オリンピックでは、48kg級で6位に入賞しています。
もともとは、音大出身の母親のすすめでピアノを習っていた三宅宏実選手。中学時代は軟式テニスに夢中でしたが、2000年のシドニーオリンピックのウエイトリフティングを見て感動し、中学3年生から始めました。
自宅の台所で父親から指導を受け、トレーニングしたそうです。
三宅宏実選手の、三「宅」「宏」「実」という、ウ冠が3つ続く名前は、三冠王を意識して名付けられたそうです。
三宅宏実選手の家系は、重量挙げの名門です。
父親の義行さんは1968年のメキシコオリンピックで銅メダルを、伯父の義信さんは1964年の東京オリンピック、翌メキシコオリンピックで2大会連続の金メダルを獲得しています。
また、兄の敏博さんは過去4度の優勝経験がある全日本王者で、現在は全日本女子チームのヘッドコーチを務めています。
2012年のロンドンオリンピックでは、史上三組目の親子メダリストの誕生に期待がかかっています。
いちごウエイトリフティング部
三宅宏実 プロフィール
三宅宏実 (Hiromi Miyake) のオリンピックへの挑戦 - いちごグループ
1985年11月18日生まれ基本情報
埼玉県新座市出身
法政大学卒業
いひごグループホールディングス所属
ウエイトリフティング 53kg級
2004年 アテネオリンピック 48kg級 9位
2008年 北京オリンピック 48kg級 6位
ロンドンオリンピック:ウエイトリフティング競技の基礎知識